内部統制入門Navi » 内部統制の概要 » 内部統制の目的 » 業務の有効性及び効率性
業務の有効性及び効率性
業務の有効性及び効率性とは
- 業務の有効性及び効率性とは、事業活動の目的の達成のため、業務の有効性及び効率性を高めることをいう。
業務とは、組織の事業活動の目的を達成するために、組織内のすべての者が日々継続して取組む活動です。
『業務の有効性』とは、事業活動や業務の目的が達成された程度をいい、業務の効率性とは、組織が目的を達成しようとする際に、時間、人員、コスト等の組織内外の資源が合理的に使用される程度を言います。
業務の有効性及び効率性は、組織全体として把握することもできますが、必要に応じて事業活動を個々の事業に細分化し、細分化した事業ごとに合理的な目的を設定することが適切です。
内部統制は、そうした個々の目的の達成を通じて最終的には組織全体として業務の有効性及び効率性の達成を支援するべく、組織内の各業務において整備及び運用されます。
業務の有効性及び効率性に関する内部統制は、業務の達成度及び資源の合理的な利用を測定・評価し、適切な対応を図る体制を設けることにより、組織が設定した業務の有効性及び効率性に係る目標の達成を支援します。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.internalcontrol-navi.com/mt/mt-tb.cgi/703