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作成手順
作成フロー
マニュアルの作成準備作業が整ったならば、実際の作成作業に移ります。
マニュアル作成手順は、その内容が『事務作業・営業活動・工場工程』なのか、対象者が『新入社員・管理者』なのか、などの違いにより盛り込む事項や形式が異なりますので、手順も異なりますが、一般的に次に記載した手順で作成されます。
マニュアル作成手順 例
①作業の洗出し
マニュアル作成範囲内のすべての作業を洗出す
マニュアル作成範囲内のすべての作業を洗出す
②業務・作業分類一覧の作成
洗出した作業を『大・中・小項目』に分類を行い一覧にまとめ、不足・無駄・二重作業を見つけ改善
洗出した作業を『大・中・小項目』に分類を行い一覧にまとめ、不足・無駄・二重作業を見つけ改善
③業務分担の分析
現状においける、各業務に費やす時間・処理件数などの調査
現状においける、各業務に費やす時間・処理件数などの調査
④等級・基準値の決定
各業務の難易度・習得期間・基準となる標準的な処理件数等を決定
各業務の難易度・習得期間・基準となる標準的な処理件数等を決定
⑤習得評価の決定
マニュアル内容に対する習得度の評価方法を決定
マニュアル内容に対する習得度の評価方法を決定
⑥条件区分対応表の作成
各業務について、様々な条件・状況ごとにその対応方法の一覧表の作成
各業務について、様々な条件・状況ごとにその対応方法の一覧表の作成
⑦ノウハウ・注意ポイントの洗出し
ベテラン従業員や熟練工が培ってきた、様々なノウハウや注意ポイントを集める
ベテラン従業員や熟練工が培ってきた、様々なノウハウや注意ポイントを集める
⑧マニュアルの構成要素の確定
マニュアルに何を取り込み、どのような構成にするかを確定する
マニュアルに何を取り込み、どのような構成にするかを確定する
⑨マニュアル作成
実際に使用する人達にとって、『使いやすく・わかりやすい』を心掛け作成する
実際に使用する人達にとって、『使いやすく・わかりやすい』を心掛け作成する
⑩チェック・調整
作成したマニュアルの『自己チェック・現場での試験運用・関連部門との調整』を繰り返し精度の高いものにする。
作成したマニュアルの『自己チェック・現場での試験運用・関連部門との調整』を繰り返し精度の高いものにする。
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