内部統制入門Navi » 業務改善 » マニュアル化
マニュアル化
マニュアル化のメリット
日本の企業は権限や職責の範囲が曖昧で、暗黙裡に行なわれている業務も多く、業務のマニュアル化が進んでいないとされています。内部統制では、各業務の権限や職責を明確にし、業務内容をマニュアル化しチェックする体制の構築が求められます。
業務のマニュアル化には、多くの手間とコストが掛かりますが、作成時に権限や職責の明確化だけでなく、改めて業務の進め方を見直し、業務の効率化やリスクの可能性も併せて考える事で、業務時間の短縮・ノウハウの継承・不正・誤謬の回避等の効果もあり、企業価値向上につながります。
長年慣れ親しんできた業務フローには、疑問や課題を感じ難くなっていますので、内部統制システムの構築を機に、じっくりと見直してみるのもよいかもしれません。
マニュアル化によるメリット
- 業務が統一化されレベルアップが図れる
- 教えるのに時間が掛かる、または教える人によりバラツキがでる
- 担当者が代わっても質のレベルが確保される(ノウハウの継承)
- 無駄な作業工程等の発見につながる(コスト削減)
- 業務が統一されることで不正や誤謬の発見・回避が図れる