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NOMA方式フローチャート
NOMA方式とは
NOMA方式とは、工場の工程分析表をもとに、元日本経営協会(NOMA)理事、株式会社マネージ社長三枝鐘介氏がまとめたもの。したがってNOMA(方)式と呼ばれます。これと同系統のものに日本能率協会方式(日能式)があります。我が国ではNOMA式、日能式、産能大式がもっとも一般的です。(『フローチャートによる事務分析』より)
NOMA方式の特徴
株式上場時における申請書類、上場申請のための報告書(Ⅱの部)では、業務フローチャートに一般的に産能大式が使用されますが、産能大式は一度マスターすれば使い易いのですが、記号の種類も多く覚えるに時間が掛かり、シロウトが読むにはなかなか難しい方式といえます。
一方、NOMA式は記号の種類が少なく覚えるのに時間が掛かりません。記号が少ない分、説明文の追加が必要となり手間が掛かりますが、この簡単な記号と説明文の組み合わせが、シロウトには読み易くなります。
企業全体で取組む業務改善やマニュアル作成などで使用する際には、人に早く理解させ実行させる必要がありますので、このNOMA方式が便利になります。
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