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フォローアップ
確認及び評価
改善業務は、案を示し実施を促しただけではなかなか前には進みませんので、改善案の実施中は進行状況の確認や定着度合い、実施後には改善による効果の評価報告などを行い、それらを各会議や掲示板に発表するなどし、改善業務の促進と改善気運を高めてゆく必要があります。
実施後の評価報告は、改善を実施した人を認める意味や、導入による新たなる問題点を早期に発見し、更なる改善を図るためにも必要となります。
また、新たに導入された制度も月日が経つにつれ、部分的に省かれたり業務フローが替えられているなど、マニュアル通りに行われなくなっている場合がありますので、定期的なチェックが必要となります。もし、マニュアルとズレが生じている場合は、一方的にルールの厳守を求めるのではなく、原因を突き止め、単にルールーが守られていない場合はその徹底を促し、経営環境や事業形態等の変化による不具合の場合には、現環境にあった新たな改善提案を行うなどの柔軟な考えが必要です。
PDCAサイクル
業務改善活動は、計画を立てそれに基づいて実際に改善を実施し、その実施結果の評価・チェックを行い、問題点や不具合箇所がみつかったならば、それに対する対策や修正を講ずるという、Plan(計画)→Do(実施)→Check(評価)→Action(処置)が基本であり(PDCAサイクル)、このサイクルを継続運用して行くことが、日常業務をより効率的・効果的に、そして定着化につながります。
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