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BS法とKJ法
ブレーンストーミングとKJ法
ブレーンストーミング(BS法)とKJ法は、組み合わせて一緒に使われることが多々あります。問題点の洗出しや改善方法のアイデアを出す段階では、ブレーンストーミングの手法でさまざまな意見を集め、出された問題点や改善方法を取りまとめる段階では、KJ法の手法を採用します。
進行手順例
①情報集め
目的(テーマ)に沿って、ブレーンストーミングの手法により、問題点や改善方法のアイデアを出し合う
目的(テーマ)に沿って、ブレーンストーミングの手法により、問題点や改善方法のアイデアを出し合う
②意見調整
ブレーンストーミングにより出された意見について、批判や発言者の本意の理解及び追加補足を目的に議論を行う
ブレーンストーミングにより出された意見について、批判や発言者の本意の理解及び追加補足を目的に議論を行う
③カード作り
議論により整理された意見を、『カード(ポストイット等)』に一枚ずつ記入する。
議論により整理された意見を、『カード(ポストイット等)』に一枚ずつ記入する。
④グループ編成一
カードのグルーピングを行い、小グループ毎に『表札』を作成する。(どこにも属さないカード(一匹狼)は無理にグループ化しない。)
カードのグルーピングを行い、小グループ毎に『表札』を作成する。(どこにも属さないカード(一匹狼)は無理にグループ化しない。)
⑤グループ編成二
小グループの表札から、中グループにし表札を作る。更に、ケースにより大グループを作る。(10個程度のグループ数になるまで行う。)
小グループの表札から、中グループにし表札を作る。更に、ケースにより大グループを作る。(10個程度のグループ数になるまで行う。)
⑥カード配置
10程度にまとまったカードを模造紙等の上に置き、表題を読みながらそれぞれの関連性をイメージしストーリーを考えながら配置する。(いろいろ動かし、しっくり来るまで模索する)
10程度にまとまったカードを模造紙等の上に置き、表題を読みながらそれぞれの関連性をイメージしストーリーを考えながら配置する。(いろいろ動かし、しっくり来るまで模索する)
⑦図解・文章化
配置が決まったならば、矢印や記号等で図解する。また必要に応じて、文章化する。
配置が決まったならば、矢印や記号等で図解する。また必要に応じて、文章化する。
進行ポイント
課題や前提を明確にする
参加者に何を考えてもらうかを明確にしなければ、出てくるアイデアも支離滅裂となってしまいます。そこで始める前に、①課題は何か②その前提や背景③アイデアの方向性等を明確にし、参加者が理解してから始める。
発言者と発言を切り離す
改善法やアイデア(発言)をカード等に書くことで、発言者と発言を切り離し、その発言内容に対する意見を出しやすくします。上司や社長の発言では、向かい合って議論をすることは難しいですし、同僚だとしても「〇〇さんのアイデアは、ここがダメだ!」と言われれば腹も立ちますので、発言者と発言を切り離します。
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