内部統制入門Navi » 業務改善 » 業務改善の進め方 » 現状分析
現状分析
現状分析とは
現状分析とは、現状業務がどのように行われているかを的確に把握し、調査の事前準備において想定した課題点や改善方法の検証、同業他社の基準値などとの比較検討を行うことです。
現状分析が効果的に行えるか否かは、前項である『事前準備』の出来如何だといえます。準備もせず、闇雲に現状分析を行ったとしても、課題点はなかなか発見できませんし、基準値等(資料)がなければ是非の判断も行えません。『現状分析をすれば何かあるだろう』というものではありません。
現状分析には、十分な事前準備をしてからの実施が必要です。
現場情報の選別
現地でのヒアリング等により、対象業務の担当者から課題点やニーズの情報を得ることは、業務改善において大変有効的な手段と言えます。なぜなら、その業務の課題点や改善方法は、日々その業務を行っている人が一番詳しいからです。
ただし、これらの全てが有効な情報ではなく、中には個人的な不満や要望だったり、改善目標と関係のないものもありますので、全て鵜呑みにするのではなく、自身の目や耳で確認するなどの情報の選別が必要です。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.internalcontrol-navi.com/mt/mt-tb.cgi/777