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販売管理(2)
売上計上・回収業務
フローチャート例
内部統制の構築ポイント
売上計上
- 売上計上洩れや入力をミスを防ぐため、複数回のチェック体制を設ける
- 月次推移表等で、各商品の販売高推移に異常値がないか確認し、不自然なものは原因を調べる
- 『請求書』と会計データ(『売上伝票』)とを照合し、請求漏れが無いようにする
- 定期的に『物品受領書』と『売上伝票』とを照合する
- 値引き、割引、割戻し(リベート)が行われた際の手続きを明確にする
回収業務
- 販売管理システムと会計システムの金額が一致を確認する
- 得意先と定期的に残高確認を行なう
- 不正の防止のため、業務(請求書発行担当、入金担当)を別々の担当者とし、牽制させる
- 手形で回収が行われた際の手続きを明確にする
- 売掛金の年齢表を作成し、滞留債権に対しては営業部門に情報を知らせ、早期に回収作業を行う
- 長期滞留債権についての会計処理(貸倒損失等)規程を設ける
- 得意先の信用性に問題が生じた場合の対処法(再度信用調査の実施、限度額の見直し、取引停止等)を明確にする
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